

長い間つかわれてきた畳。
よく見ると、表面がすりへっていたり、色が変わっていたりします。
実は畳は、ずっと同じままではなく、
こうして新しく“張り替え”をして使い続けることができます。

でもこの作業、かんたんではありません。
古くなった部分をはがして、
中の形をくずさないように気をつけながら、
ていねいに整えていきます。
少しでも力を入れすぎると、
中のわらがこわれてしまうこともあるので、
職人はとても慎重に作業を進めます。
そして新しいい草を張ると――
まるで新品のような畳に生まれ変わります。
畳は「使い捨て」ではなく、
手入れをしながら長く大切に使うもの。
昔の畳には、たくさんの時間とくらしの思い出がつまっているんです。

