


少し変わった畳を、頼まれました。
一見するとシンプルな畳ですが、
縁の部分には円形の模様がずらりと並び、
中央のい草部分とのコントラストが特徴的な一枚です。
こうした形は、既製品ではなかなか見かけないもの。
寸法や納まりを考えながら、一つひとつ手作業で仕上げていきます。
畳というと「決まった形・決まったデザイン」のイメージを持たれがちですが、
実は素材や縁、納め方によって、さまざまな表現が可能です。
このような畳、敷きゴザは、お寺さんで用いるものです。
宗派によっても異なります。
ベースとなっているのは、もちろん熊本産のい草。
やさしい風合いと香りはそのままに、
畳は、格式によっても違うものです。
畳は、まだまだ自由に楽しめる素材です。



